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海外ニュージーランド・南太平洋諸島の撮影コーディネイター&ライター入谷茂樹…

ご訪問ありがとうございます。ニュージーランド在住のライター&撮影・取材コーディネイターです。NZの不動産免許を保有しながら臼井式レイキ療法も実践中。
趣味は
①トイレ掃除。
②ニュージーランドの
 パワースポット
 ヒーリングスポット探し。
③ニュージーランドの
 スピリチャルな人やサイキックな人に
 会って友達になること。


NZフラワーエッセンス

ニュージーランドの学校

2008年12月12日 (金)

ニュージーランドの中学の終業式


 毎年2月から新学年が始まるニュージーランドでは、12月に終業式を迎える。

 ウチも昨日が今学年最後の日だった。


 そこで行われたのが、終業式代わりの表彰式。
 全学年だと講堂に入りきらないのか、2学年ずつで行われた。
 親も参加OKの式なので、ひやかしがてら覗いてみることにした。ところが、学校の駐車場について少したじろいだ。カジュアルな格好とはいえ、父兄の服装がいつもとは微妙に違うような気がしたからである。Tシャツにジーンズという自分の完全に休日モードでは会場に入るのが少し憚られたが、今更着替えに帰るわけにはいかない。そのまま、会場へ進んだ。


 講堂の入口では式次第のパンフレットが配られ、はやりここでも、少し厳かな感じがあった。パンフレットと見ると、校長挨拶とか国歌斉唱とか聖書朗読とかあり、その後にMusicとあった。なんだこれは、と思っていると、表彰の間に、ちょっとしたブレイクとして、生徒による演奏が入るのである。やっぱりこういう演出が好きなのであろう。


司会進行は生徒の役目



演奏タイムは全部で4回



生徒が後ろを向いて、親に感謝の拍手を送る



 本題の表彰の方は、学業成績優秀者が順番に読み上げられ、順次前に進んでいき、一人一人、賞状が手渡されていた。そして、今年度の特別優秀者が最後にもったいぶって発表されるというごく普通の流れであった。


呼ばれた生徒は順次、表彰台にあがる



特に優秀な生徒にはカップも渡される


 ただ、全部で1時間半は、少し長すぎる気がした。
 でも、まあ、一年の締めくくりとして、じっくり表彰していき、次年度に向けて生徒のモチベーションを上げていくのも、アリなのかもしれない。



 ウチが中学に入って一年が経とうとしている。
 ニュージーランドという国の特徴なのだろうか、学校はかり細かに子供たちのことを我々親に報告してくれる。ことあるごとに親が招待され、表彰式や発表会が行われる。月ごと、学期ごとのニュースレターのほかにも、担任の先生はE-mailでクラスの出来事を定期的に親に教えてくれている。先生は一人一人の生徒について触れるために自分の子供の情況もよくわかる。
 また、今の時代なのだろうか、学校内のE-mailアドレスもあり、生徒、先生、スタッフ全員とはそのアドレスでも直接コンタクトができるので、何かあったら学校に電話をして呼び出してもらって、というような手間もない。休み中でもメールでやり取りができるので、先生やスタッフもかなりの時間を「仕事」に割いているのが伝わってきた。実際、ウチも冬休み中に先生と宿題のことで何度かメールしていた。

 学校全体で見れば数名の日本人留学生がいるのだが、ウチの場合、同じ学年には日本人がいないため、まったく英語の環境になってしまうため日本語キープの面を少し心配した部分もあった。
 少し郊外にある学校なので自然の中で伸び伸びと、それでいて大人のマナーも学ばせていく。20名程度のクラスなので一人一人の生徒をしっかりとケアしてくれる。なによりも、子供にとっていい友達ができたことが最もよかったことではないだろうか。子供にとっても親にとっても、いい教育環境にいれたことを感謝したい一年であった。


 本日もありがとうございました。






子育て

2008年11月18日 (火)

ニュージーランドのバースディー・パーティーのお知らせの仕方



 今日、ウチの子に手紙が届いた。
 バースティー・パーティーの招待状だった。





 日程云々はすでに子供同士、学校で話し合っているし、親同士も電話で確認済みある。
 しかし、あえて、インビテーション・カードを送るところに、ニュージーランド人の「粋」があるのかもしれない。

 内容も大人のパーティーのインビテーション風になっている。

お母さんの名前で招待



当日の簡単な内容も


ゲームをしますよ、ビュッフェスタイルのディナーもありますよ、と



 実際は子供のお誕生会なんだけど、ちょっと小洒落た感じにして、マナーなんかを覚えていくのかもしれない。

 本日もありがとうございました。


2008年10月11日 (土)

ニュージーランドの子供のスリープ・オーバー(お泊り会)のときのごはん

 子供たちが学校で仲のいい友達ができるのは、日本もニュージーランドも変わりがない。
 ウチの子の場合はクラスで3人の仲良しがいるらしく、一人はイングランドからの移民組、二人は生粋のニュージーランド人という内訳である。

 彼女たちは春、夏、秋、冬休みのたびに互いの家に泊まりに行っている。休みでなくても土日に、なんとか理由をつけては寝袋を持ってお邪魔もしている。好きなDVDを持ち寄ってずっと観ていたり、ドールハウスで遊んでいたり、空き箱に広告や雑誌の切抜きを貼ってデコレートしていたりと、やっていることはまちまちである。そして、つい先日も、あるお友達の家に行った。

 一日経って、迎えに行ったとき、向こうのお父さんやお母さんとついついお喋りになり、「昨日はどうだった?」という話になった。
 どうやらお泊りの日、子供たちは夕方から近くの公園にローラースケートに連れて行ってもらったらしい。子供たちがワイワイ、ローラースケートで走っている間、お父さんは近くのピザ屋さんに行って本日の夕食をピックアップ。そのまま、芝生の上で夕食となった。

 夏時間になって日が暮れるのが遅くなったニュージーランド。子供たちの食事は夕方の6時くらい。その時間であれば、まだお日様は高いところにある。 晴れている日であれば、外で食べるのはなんとも気持ちがいい。まして、子供たちを4人もいるのであれば、この夕食はなかなかいいアイディアではないだろうか。
 そういえば、アウトドア好きが多いニュージーランドでは、暖かくなってくると夕方の公園とかビーチで、ピクニックランチならぬピクニックディナーやテイクアウトのバーガーやピザを食べている人をよく見かける。ちょっと手の込んだ家族はBBQの施設があれば、ソーセージやお肉だけ、簡単に焼いて食べている。



 お泊り会の時には外ご飯というのはいろいろな手間も省けるし、子供たちはそのまま元気に遊べるし、かなりすばらしい選択なのかもしれない。

 本日もありがとうございました。


2008年8月28日 (木)

ニュージーランドの授業参観

 今日、授業参観があった。

 また学校の話題になってしまうが、ここのところ忙殺されていて、家から外に出る機会が少なく、子供の学校行事が唯一、外の世界と自分をつないでいる細い糸となっている。それだけNZの学校は行事も多いということもあるし。 

 授業参観といってもプチである。プチというのは全校一斉に授業参観をする、というものではなく、このクラスだけ、という意味である。
 ニュージーランドの授業のカリキュラムには「ドラマ」という科目がある。これは芸術関連の教科ということで、音楽、美術に肩を並べている?もので、ドラマと言うだけあって、やっている内容は演劇である。今回の授業参観はこのドラマのクラスで、今まで練習した演劇を聴衆の前で行うと言う意味も含めて、「よかったら、親御さんも見に来ていいですよー」というものであった。だから、お知らせとかの紙もない。ただ、子供が、「この日のこの時間にこの教室で、発表会するから来てもいいらしいよ」と口頭で親に伝えるだけである。
 親としては授業参観はやっぱり見てみたい、と言うことで見に行くことにした。


 さて、教室に着いてみると、教科担任の先生が笑顔で迎えてくれた。周りを見ると、平日の昼間なので、当たり前かもしれないが、来ている親はほとんどいない。それでも先生は一生懸命に、今、このクラスではどんなことを行っているのか、どんな目的でやっているのかなど、親たちに向かって説明してくれた。少し経つと、小学生が数人現れた。今回の劇のお客さんは親と小学生と言うことであった。

 ドラマの授業の発表はささやかなものであった。衣装などもなく、ちょっとした帽子やカツラをかぶっているくらいであった。それでも「どうして、NZ人は子供の頃からこんなに堂々としているんだろう」と思うくらい、こっちに演技をアピールしていた。




クラスの発表会といってもちゃんと音響係もいる





見学に来た小学生クラスの子供たち



 でも、やっぱり行事が絶えないニュージーランドの学校であった。

 本日もありがとうございました。




・劇ができるくらい広い家を探す

2008年8月27日 (水)

ニュージーランドのミス・ユニバース

 ニュージーランドからミス・ユニバースが選ばれた歴史があるとは思わなかった。ところが、1952年から開催されているこの大会で、過去に一人、選ばれたニュージーランド人がいた。
 ローレイン・ダウンズさん。1983年の大会で見事、ミス・ユニバースになっているのである。

 この人を知るきっかけになったのは子供の学校行事である。
 普通の授業だけでなく、社会の色々なコトやモノに触れさせるという方針をとっているためであろうか、なにかと行事の多い、ニュージーランドの学校ではあるが、今回は講演会のお知らせが来た。
 ちなみにこの講演会はシリーズ化?されており、定期的に行われていて、前回は女性企業家だった。

 ローレインさんは忙しい人なのか、講演は早朝で、午前7時スタートの朝食会になっており、参加資格は母と娘。母娘で元ミス・ユニバースを囲んで朝食をいただきながら話を聞くというものである。朝の7時からスタートして8時半に終了。そのまま子供は授業に向かうというスケジュールである。

 知らない人を知るのにはいいキッカケになったが、とにかく親が参加する行事が多い。残念ながら父親の参加はないようなので、今回は見送ることになりそうだが、今後もちょっと楽しみな中学校主催の講演会シリーズである。

 本日もありがとうございました。

2008年8月15日 (金)

ニュージーランドの中学校の面白い?行事

「学校で鬼ごっこしたいから、2ドルちょうだい」と子供に言われた。


「なんだって?鬼ごっこだって?」

「そう、来週、鬼ごっこするの」

「今、学校で鬼ごっこが流行っているんか?」

「違うわよ、学校の行事で鬼ごっこがあるのよ」

「なんで、中学校の行事で鬼ごっこなんだ?、しかも、鬼ごっこするのになんで2ドルなんだ?言っている意味がよくわからないぞ」

「今日、お知らせがあったんだから仕方がないじゃない!!それに私たちだけじゃなくて、中学、高校合同の鬼ごっこ大会よ」

「昼休みに校庭にみんな集まって、一斉に鬼ごっこでもするのか?小学生ならまだしも、中学生と高校が一同に介して鬼ごっこって、どんな学校なんだ」

「昼休みだけじゃないわよ、期間は一週間なの」

「ますます、わからない。中学生と高校生が2ドルずつ払って、一週間かけて鬼ごっこをするなんて」

「当てはまる日本語が鬼ごっこだったから、鬼ごっこって言ったけど、日本の鬼ごっことはちょっと違うのよ」

「鬼ごっこは鬼ごっこだろ。でもちゃんと説明してくれ」

「えーっと、まず参加者は2ドル払って自分の名前を紙に書くの」

「いきなりわからない。2ドル払うとか、名前を書くとか」

「いいから、ちゃんと説明を聞いて。2ドルは多分、賞品だと思う、上位の人の賞品はWiiとか、スキーのチケットだって言ってた。あと親用にガソリンスタンドの券もあるって」

「まあ、全校生徒一人2ドルずつ集めたら、それくらいの賞品はだせるなー。そこはわかった。じゃあ、なんで名前を書くんだ?なんで一週間もやるんだ?一週間もやり続けるということは授業以外の時間になったらすぐに鬼ごっこが開始されるということか?つまりいつ何処にいても鬼に警戒しないといけないわけだろ?そんなイベントを学校が主催するのか?」

「だから、説明をちゃんと聞かないなら、もう話すのやめるよ」

「わかった、わかった、続けてくれ」

「名前を書いた紙は一旦、全部集められるの。そしてシャッフルして、もう一度配られるの。すると自分の名前じゃない紙が戻ってくるでしょ、その人を見つけて、タッチするの。見つけられた人は自分の持っている紙を渡さなくちゃいけないの。するとタッチできた人は次に見つけなきゃいけない人がわかるでしょ。そうやって繰り返していくと、最後の人は全部の紙を持つことになって、その人が優勝ということ」

「うーん、まあ、鬼ごっこと言えば、鬼ごっこだなー、ちょっと違う気もするが」

「ルールでタッチするってあったから鬼ごっこって言ったんだけど。どんな人の名前が書いてあるかわからないから、おもしろいし、時間もかかるのよ、だから一週間なの。わかった?じゃあ、2ドルもらっていくね。そのかわり、ガソリンスタンドの券かWiiもらってくるから」と言って2ドル取られた。


 高校生が参加するにはちょっと幼い感じはするが、まあ、「この名前、聞いたことがある?」と言って校内を駈けずり回るのだから、ある意味、生徒たちにとっては、普段の学校生活の中ではまったく接点がない人とも知り合うことができるいいキッカケになるのかもしれない。
 
そういう風に考えるとかなり幼く聞こえる「中学・高校合同大鬼ごっこ大会」も有意義なイベントなのかもしれない。


本日もありがとうございました。

2008年8月10日 (日)

ニュージーランドの中学校の対応

 学校の話が続いているので、思い出しついでに連発で。

 ウチの子は毎日スクールバスに乗って学校を行き来している。
 スクールバスは一般のバスではないので、一本逃したので次のバス、というわけにはいかない。毎日、一回限りの一本勝負である。
 仮に、往路でバスを逃した場合、
 子供は家に帰ってきて、親に泣きつく、「バスが行ってしまったから、学校まで車で送っていけ」と。そんな子供に腹は立つが、まあ、一応は事なきを得る。
 しかし、復路でバスを逃した場合は、子供も困る。
「バスを逃したから迎えに来てくれ」と連絡を取ろうにもどうしたらいいものやら。何しろウチはまだ子供に携帯を持たせていない。そんな理由もあって、「携帯を買え」とうるさいが、当分はナシでいくつもりである。

 先日、「今日は学校の帰りに寄っていくところがあるから、スクールバスには乗らないでそのまま学校で待っていろ、車で迎えに行くから」ということになった。
 ところが突然、コチラでのっぴきならない事情ができ、迎えに行くことができなくなってしまった。
 これが案外大変であった。
 
 まず、学校に電話をする。
「すいません、○年○組の○○の父兄ですが、ウチの子と話をするか、伝言お願いできますか」
「えーっと、今、ちょうど、クラスが終わってしまったところなんですよ。つかまるかどうかわからないのですが」
「実は、こうこう。こういう理由で、今日はバスに乗って帰って来いと伝えたいんですが」
「そうですか、わかりました。ちょっと頑張ってみます」とだけ言って、電話はガチャンと切られてしまった。
「ええー、なんだそれ?」であった。
善後策も何もない状態で、ほぼいきなりと言ってもいいくらい急に切られてしまったのである。

 どうしようか?
 もしかしたら相手は手が滑ってしまい間違えて電話を切ってしまったのであろうか?だから今まさにコチラの電話番号を調べてかけなおそうとしている瞬間かもしれない。
 いや、もしかしたら、授業が終わってオフィスは今、無茶苦茶忙しいときなのかもしれない、そんなときにいちいち個人的なことに付き合っていられないから、適当に返事だけして切ってしまえ、となったのかもしれない。
どっちだろう、どっちにしても連絡が取れないと子供はバスを逃すことになり、後で無茶苦茶言われそうだ。もう一回かけなおしてみようか?、いや、もうちょっと時間を置いてからの方がいいのだろうか?、いやそれともこういったことはやはり間髪入れずにかけたほうがいいかもしれない。
 時計を見るとあと数分でスクールバスが出発してしまう。

 というときに電話がかかってきた。
「捕まえたわよ。無事にバスにも乗せこませたわ。危なかったわよ、他の生徒はもうバスに乗り込んでいて、出発の順番待ちしているところで乗せこませたから、ほんとギリギリだったわ、でもよかったわね、乗れたから」
ぶっきらぼうに電話を切られたわけは、どうやら、時間がないと思って、あわてて子供を捕まえに行ってくれたからである。
 もしかして、わざわざ、額に汗して走ってくれた? 
 なんともありがたいことであった。
 
 こういう臨機応変かつ、ちょっとガテン系の対応をしてくれるニュージーランドの学校ってなんかいいもんだなーと思った。


 本日もありがとうございました。

2008年8月 9日 (土)

ニュージーランドの中学校の教育方針

 ニュージーランド中学校はなぜかあれこれ行事も多いような気がする。それも、親を巻き込んでの行事である。
 昨日のエントリーにも書いた三者面談の次の日にも朝一番で学校からの呼び出しがあった。呼び出しといっても突然の呼び出しではなく、手紙での呼び出しであった。
 ○月○日、朝9時半より講堂で「Effort Award」があるから親も来て下さい、というものであった。どうも一学期と二学期に頑張った人たちを表彰しようという企画らしい。できればそんなことは生徒だけ集めてやって欲しい。ところが、親も一緒に巻き込むことで家族一丸となって色々なモチベーションを上げようというウチの学校の戦略では当然、親も引きずり込まれるのである。
これはいちいち親の出欠は取らないが、やっぱり顔は出しておかないと、と思い朝から出かけることにした。会場には子供の友達の親たちも来ていた。
 「昨日の面談どうだった?ウチは○○と○○と○○って周ったんだ、あーやっぱり○○先生のところって遅れてたでしょ、その後の時間調整が大変よね」とか
 「この前の嵐どうだった?停電しなかった?ウチなんか2日間停電して大変だったわよ」とか他愛もない世間話が弾んだ。


任意の参加なのに、数分後には親たちでいっぱいになった講堂のロビー



 開始の時間になって、講堂の中に案内され、着席、生徒の司会で式が始まった。


 式らしく、最初は国家斉唱だった。前のスクリーンには歌詞が映しだされる。ワンコーラス目はマオリ語で歌い、次を英語で歌う。そして校長挨拶。校長は赤いネクタイに、赤い靴だった。何度も赤い靴を写真に収めようとしたが、タイミングが合わなかった。

 そして、学年主任が出てきていよいよ表彰が始まった。
 最初は成績レベルで、Bが2つ後は全てAという子供たちの表彰であった。
 次に、Bが一つ、残りが全てAという子供たち
 最後に、オールAの子供たちだった。



 4人ごと名前を呼ばれて壇上に上がる。
 ひとりひとりに賞状が手渡される。

 壇上で一度並び、客席を向き、みんなに拍手をもらう。

 壇上を去り、次のグループが紹介される。

 面白かったのは表彰される子供たち、オールAの子供たちが35人で一番多かったのである。全学年で120くらいだったので、約1/4がオールAである。そして、表彰された子は全部で80人くらい。結構な人数である。

 こんなに大勢表彰されるのなら、あまり価値がないんじゃないか?と考えてしまうのは、やっぱり自分が日本人だからかもしれない。
 おそらくこの表彰の意味は、「順番じゃないんだよ、学校は、頑張った人みんなに、評価をするんだよ」というものなのであろう。絶対評価で成績をつけるからこそできる企画なのかもしれない。
 
 ニュージーランドの通知表は各教科の評価が5とかAとか、単に一つの数字で表されているのではなく、たとえば、数学では努力ポイント、A、B、などのアルファベットで表され、知識などの達成度は5、4、とかいうようになっている。そしてこのA、B、Cは成績というよりも努力ポイントである。つまり今回の表彰はテストの結果で何点以上の成績上位者というのではなく、ほんとうに「がんばりましたね賞」的な部分が強い。

 朝一番で呼び出された親たちも、子供が表彰されるシーンは、決して悪い気はしない。きっとどの家庭でも、「よくやったなー、じゃあ、次も表彰されるように頑張れるといいねー」といなるはずである。

 またしても
「ウチの学校に入学したからには、ちょっとでもいい部分があれば、
 どんどん褒めまくりますから、
 どんどん調子にのってもらって、
 どんどん伸びていってもらいましょうかねー」という典型的なニュージーランドの学校の戦略にハマっていく生徒と親たちであった。



 本日もありがとうございました。


 少し個人的な連絡。
 昨日、メールを送っていただきましたH田君へ。
 アドレスに返信を試みましたが、届きません、なぜか。
 是非、もう一度メールアドレスをください。

2008年8月 8日 (金)

ニュージーランドの学校の三者面談

 中学生になると、なぜか頻繁に三者面談が行われる。入学してすぐにあった面談に続いて、ついこの間、第二回目の三者面談があった。
 三者面談と言っても単に担任の先生と会って、話をするというだけでなく、各教科担任とも面談がセッティングされる。正確にはこちら側がセッティングするのであるが。
 子供が面談用紙をもらってきて、親はそれに、自分たちが面談したい先生の名前を書く、そして子供はそれを持って各先生のところに行き、アポを取り、時間を記入するといった方式である。
 今回はとりあえず、担任、数学、理科、フランス語の先生の名前を書いて、子供に持たせた。

 各先生との面談時間は5分と言うことなので、話し込むことは不可能である。実際には面談というよりも、挨拶というか、親としてもこの教科には注目しているんですよ、ということをアピールする場なのかもしれない。
 先生は成績表を見て、
「あー、お宅のお子さんは○○ですねー。なので、、、、、」とかなり大雑把なことを言って、
「何か質問はありますか?」
「いえ、特にありません」
「そうですか、ではこれで終わります」
「はい、それでは今後ともよろしくお願いします」
 という流れで終わるのがおそらくこの面談をこなす王道なのであろう。

 当日、学校に行くとやっぱり、駐車場は満車状態だった。
 子供とおちあい、まずは理科の先生のところに行った。面談では予想通り、 毒にも薬にもならないような内容の会話が進行された。
 ただ、
「この苗字は何処の国の苗字なの?」と逆に質問された。
「日本です。ウチは日本人なんですよ」
「あー、そうなの!日本人なのね。○○(←ウチの子の名前)は絶対に中国人じゃないと思ってたし、私は高校生のときに韓国に留学していたから、韓国人の名前でもないしなー、と思っていたのよ、もしかして日本?って思ってはいたんだけど、やっとわかったわー」
 理科の先生にはウチが日本人家庭だということを知ってもらえた。

 次に担任の先生のところに行った。
 担任の先生はやっぱり担任の先生である。教科は英語と社会なので、その話をちょっとして、その後は普段の生活態度などのことになった。
「今学期の目標シート持ってきた?」と子供に聞いた。
「はい、もって来ました」
「じゃあ、読んでみて」
「はい。今学期は・・・・・・・」
「そう、それが目標なのね。じゃあ、それを達成するにはどうしたらいいの、○○(←ウチの子の名前)」
という会話がなされ、結局、子供は親の前で毎日必ず実行することを約束させられていた。
 さすが、ベテランの先生だけある。うまく誘導して、ウチの子はまんまとハマっていた。

 次に数学担当の先生のところに行った。しかし10分遅れになっている。次のフランス語の先生の時間が迫っていたので、ウチの後ろの子に、もし戻ってこなかったら、先に面談していて、と言ってフランス語の先生のところに向かった。

 フランス語の先生はフランス人だった。
 ここでもやっぱり、何処の国から来たのか聞かれた。しかも、「親御さんは普段は日本にいるの?」とも聞かれた。どうもウチの子を留学生だと思っていたらしい。
 ウチの学校はいわゆるヨーロピアンが圧倒的に多く、中国人や韓国人は、まあ、ちょこちょこいるが、極端に日本人が少ないらしい。どうも学校に日本人の生徒がいるという発想があまりないらしい。

 最後に、数学の先生のところに行った。数学の担当は学年主任でもあるため、彼に数学を習っている生徒だけでなく、学年主任との面談を希望する生徒もアポを入れるため、人気の?高い先生であり、やっぱりついついアレコレ聞いてしまうことも多いのか、かなり遅れて進んでいた。
 数学の先生らしく、成績表を見ながら、ロジカルに話をしてくれた。
 そして、やっぱり聞かれた「何処の国から来たの?」
 こちらが、「日本人です」と答えると、
「あーー、日本人、そうかー、日本人なんだね。そうだよ、日本人だよね」とすごく嬉しそうな顔をした。1学期、2学期とノドにつっかえていた疑問がやっと解けたといった顔だった。そして
「苗字はどんな発音をしたらいいの?」と言い、その後5回くらいウチの苗字を繰り返していた。

 結局、学校での子供のことが聞けたのは、担任の先生からだけであった。他の先生にはウチが日本人であるということを知ってもらった、という三者面談であった。おそらく次は今度の学期の頭か、年末であろう。今度は何を話題にしようか、今から考えなくてはならない。



 本日もありがとうございました。

2008年7月26日 (土)

ニュージーランドのちょっと変わった宿泊施設(しかも安い)

 「それで、値段の方ですけど、一人一泊55ドルで3食つきです」
 遅れて出席したシンクロナイズドスイミングの大会の説明会で、自分がミーティングルームに入ったときに最初に聞いた言葉だった。クライストチャーチ市内で一泊55ドル。そして3食つきなら安い方だと思った。
 ただ、よくよく話しを聞いてみると、どうもそこは一般の宿泊施設ではないようである。

 ホテルとかB&Bとかバックパッカーではないとしたら、一体どこに泊まるのか?
 答えは「学校」であった。
 学校に泊まるといっても、一般の教室に寝袋を持ち込んで雑魚寝というわけではない。普通にベッドもあるし、食事を作る設備も整っている。どういうことかと聞くと、全寮制の学校の寮に泊まるという。スクールホリディ中は誰もいないので一般?にも貸し出しをしている。そのため地元のチームが遠征組用に、この学校の寮をアレンジしてくれたとのことである。そのためリーズナブルな値段になっているそうである。


 今回はどうもこのシステムを利用するらしいが、考えようによっては普通の宿泊で利用しても面白い体験ができるかもしれない。
 誰も利用する人がいない期間に、ただ遊ばせておくのでは固定資産税の無駄使いになってしまう。そこで、どうぞ使ってくださいと一般開放して利用料金をもらう。利用する方としてもリーズナブルな宿泊料金で、普段はあまり行く機会がないところで宿泊できる。旅行者であれば、「普通の学校の寮に泊まる、ちょっと変わった体験」という考え方もできる。


 その学校のHPを見てみると「施設使用」のところにちゃんとBed& Breakfastという項目もあった。
 自分の子供の学校以外に足を踏み入れることはめったにないチャンスである。子供にはデジカメを持たせて写真をいっぱい撮ってこさせようと企んでいる。


学校HPから借りてきた宿泊施設の写真


食堂


外観

とまあ、見た感じもきれいである。これで食事つき55ドルならやっぱり安いかもしれない。団体で来るときなんかは特に利用し甲斐があるかもしれない。



本日もありがとうございました。

2008年7月 4日 (金)

オークランドの高校ランキング

ちょっと前のオークランドの人気情報誌(月刊誌)の特集記事に
「あなたの子供のベストな高校は?」
という内容のものがあった。
毎年、この時期になると、どこの学校も来年の入学受付を始めるため、こういった特集記事を組んだのであろう。
内容は
「いわゆる有名校や人気の学校ってどうなのよ?」
「それって昔のうわさ?、じゃあ現時点ではどうなってるの?」
「ちょっとランキングでもつけてみちゃう?」といったものであった。

以前にも少し触れたと思うが、オークランドの学校は基本的には学区制になっているので、小学校であれ、中学校であれ、高校であれ、住んでいる場所で通う学校が決まってくる。そのため学校の人気が上がれば、その学区の住宅の値段も上がるというように、地元への経済効果も現れる。住宅情報の一つとしては「○○学区内」というのも当たり前のように記載されている。ただ、この場合、やっぱり高校の名前が多い。
高校からは親たちも「そろそろ真剣になりましょうか」といったところであろう。事実、この特集記事もやっぱりオークランドの高校ランキングである。

さてこの記事、ページをめくってみると単に偏差値的なランキングだけの構成ではなかった。
総合的にいい高校は?
数学の成績がいいのは?
語学の成績がいいのは?
スポーツの成績は?ラグビーはここ、クリケットはここ、ゴルフはここ、ネットボールはここ、ボートはここ、ヨットはここ、サッカーはここ、とある。まあ、取り上げられるスポーツの種目がいかにもこの国らしい。
そして
美術の成績は?
演劇の成績は?
音楽の成績は?
英語の成績は?
科学の成績は?
と大きな項目があった。
併せて、親としては気になるであろう、「安全の面は?」というコラムもあったし、面白いランキングでは、学校への期待値、みたいなのもあった。
まあ、ある程度はうわさレベルで想像がつく結果であったが、「えーここの学校が載っていないんだー」というのと反対に「えー、ここが載っているの?」というのも当然のようにあった。
こういったデータも学校を考えるのにはいい材料だが、やっぱりウワサも重要かもしれないと個人的には思っている。親としてはやっぱり必死になる部分があるので、ウワサという情報をできる限り集めてくる。


ウワサの面白いところはやっぱり学校がオフィシャルでは発表しない部分の情報を得ることができる。
実際に通っている生徒の親に聞いたり、学校の近隣に住んでいる知り合いに聞いたり、一般的なことももちろんだが、学食のメニューや、キャンプの場所や、学校で起こったささいな事件や先生たちのその解決方法や、、、



以前、ある取材でオークランド中の高校をまわったことがあった。そのときによく出てきた言葉は「日本からの留学生の獲得」といった感じのことであった。これは実はどの学校にも課せられている?ことなのかもしれない。いわゆる「いい学校」であれ「そうでない学校」であれ、経営と言う視点から見れば毎年、何人かは確保したいと思っているらしい。特に公立の学校の場合、NZの生徒と留学生では学校に入ってくる授業料が大きく違う。一人でも留学生が入れば学校の財布はかなり温かくなる。
となれば、定期的に留学生を取っていきたいと思うのは当然で、その点、日本はお得意様になってくるのである。前にも少し書いたことがあるような気もするが、「えっ、ここに日本人がいるの?」という学校もあった。(あらゆる意味での「えっ!」だったが)
留学先は自分の目と耳とフィーリングで確かめてから決めたほうがいいような気がする。ただ、視点を変えれば、どこへ行くのも生徒にとっても親にとっても「学び」であることには違いないが。


おそらく、直感で決めるのが一番だと思うのだが、、、
やっぱりアレコレ気になってしまうのは日本で生まれ育ったせいなのかも。





蛇足なんだけど、
この雑誌のランキングで常に上位にランキングされている学校にはどんな子が通っているのかと言うと、



こんな子である





この間一緒に仕事をしたモデルさんに年齢を聞いたところ16歳とのこと。それで「どこの高校に行っているの?」と続けるたところ、でてきた答えが某有名校だった。

本日もありがとうございました。

2008年6月19日 (木)

ニュージーランドの小学校のイベント サービス・オークション

校長が変わってから、ウチの小学校ではいろいろなオモシロイベントが催されている。今回、通達が来たのが「サービス・オークション」というもの。オークションなので何かが売りに出され、何かが買われることには違いない。
通達の紙を読んでみると、出品リストが載っていた。

* 校長先生と一日一緒に遊ぶ権利
* 家族写真を撮ります
* 本職のメイクアップアーティストによるお肌のお手入れとメイク
* 4名様を53フィートのボートで5時間のクルージング(昼食つき
* 花束
* 先生と学校職員が招待するディナー
* 早朝、釣りに連れて行きます
* 2時間の庭の木の手入れ
* 水道関連の工事
* スイミングレッスン

などであった。

つまり、「生徒の親がそれぞれの職業や特技を生かして、何かのサービスをすること」がオークションにかけられるのである。女優と一緒にディナーを食べる権利とか、野球選手と一緒にキャッチボールをする権利、みたいな内容である。

通達にはさらに、
「でもね、まだまだ出品が必要なんです。是非あなたも自分の『時間』を学校のために使ってください。たとえば、草刈りとか、庭のお手入れとか、車の修理とか、窓掃除とか、お料理教室とか」とあった。
そして
「仕事の内容に大きすぎるとか小さすぎるなんてないんですよ」という言葉で締めくくってあった。

そこそこ生徒数がある学校ならではの、千差万別であるだろう親の職業や特技を利用したある意味元手のかからないオークション。是非、参加してみたくなったが、その日は仕事なので行けそうにもないのが残念である。

本日もありがとうございます。

2008年5月31日 (土)

ニュージーランドの小学校のイベント・ダンスパーティー

先日、ウチの小学校でイベントがあった。
それも夜。
夕方6時から7時15分までは1年生から3年生。
7時15分から8時半までは4年生から6年生。

どんな催し物かというと、ダンスパーティー。

こんな感じで、講堂に飾りつけをしてライトアップをして。

パーティーが始まると親は子供を置いて家に帰る。
すると子供たちだけで踊る。

なんというか、子供たちはみんなノリがいい。本当に楽しそうに体を動かしている。

終了15分位前になると、親が子供を迎えに集まってくる。
すると、なぜか親たちも一緒に踊りだす。


つい最近、ウチの小学校では校長先生が定年になり、新任の校長先生が来た。
それでこういったイベントが行われるようになったのか?
それとも、寒くて、なんとなくジメジメした冬を、パッと明るくするということで企画されたのだろうか?

とにかく、陽気なイベントであった。


本日もありがとうございます。

2008年3月 5日 (水)

ニュージーランドの留学事情

たてつづけにアップ。

「父兄参加必須?の中学校主催の食事会」で国際科ディレクターと話しをしていた内容を。

この学校内の国別の生徒数を見ると地元の生徒も留学生も含めて、日本人はかなり少ないらしい。
はっきり覚えてはいないが、全部で10人いるかいないかと言うくらいらしい。
まあ、もともとアジア人自体もそんなに多くない学校である。ウチのクラスでは23人中、アジア人は2人、他のクラスでも、2,3人多いところで5人だそうである。
圧倒的に多いのはヨーロピアンである。どちらにしても、その中で日本人はやはりマイノリティーになる。ウチの学年では今のところ他に日本人を確認していないし。こういった環境では学校で日本語を話す機会は皆無に近いのであろう。

話し変わって留学生はというと、これもまたそんなに多くはないらしい。中学でたしか5人くらい(これもはっきり覚えていないが)、上の高校に行くともう少し増えてくるらしいし日本人もいるらしい。(はっきり聞いていないので不確かだが)
ほとんどの留学生は学校のセールスポイントであるIBというカリキュラムを選択するらしい。
IBとはInternational Baccalaureateというもので、このHPによると日本ではまだまだ、このプログラムを採用しているところは少ないらしい。

このIBコースは国内だけを考えるのであれば、そんなにアドバンテージはない。日本であれ、ニュージーランドであれ、その国の教育規定に則っているところ、つまり普通の学校を卒業すればいい。
それではどこで違ってくるのか?
卒業後に海外の学校に進学しようとする場合に、このIBプログラムが役に立ってくる。
ニュージーランドからアメリカの○○大学に行きたい、とかヨーロッパの○○大学に進学したい、となったときに、このコースを修了していることで受験資格を得ることができる、ということらしい。(あまり詳しくは調べていないのだが)

そんなこともあってか、留学生は
「いまどき、単に留学するだけじゃなぁー。他にも留学している人っていっぱいいるし。なんかひとつヒネリが欲しいよなー」という感じであるし、
地元の生徒の場合は
「うーん、将来は自分の国に留まるだけじゃなくて、色々な国で仕事をしてみたいなぁ」と思っている人が多いらしい。
特に、この学校の場合は「イギリス好き」っぽいので、校長先生の話の中にもよくイギリスの大学の名前が出てくる。

ただ、なんかこういった部分だけ見ていると「すっげー勉強ばっかやってる学校なの?」という印象が強くなってしまうが、妙にスポーツの祭典とか、芸術系のイベントも多く、スポーツ系ではナショナルクラスの生徒も何故かちょこちょこいたりして、色々な人間が混じっていて愉快な感じである。

とまあ、そんなことを国際科ディレクターと話していたのだが、
途中で、彼女がぼそっと言っていた。
「IBコースに留学するなら中学生くらいからがいいのよねー、ある意味では。特に英語が母国語じゃない生徒の場合は、勉強そのものはちゃんとついていけるんだけど、英語力がネックになって苦労することが多いみたいで。だから中学生でこっちに来て、2年くらいかけて、その部分を補強すれば、いい結果が得られやすいのよねー」と。

たしかに、一理あるような気もした。

一歩引いてみてみると、ウチの学校は、「いわゆる国際社会という中に自分の居場所を見つけてみたい」、と思っている生徒や、「子供がそういった方向に進もうと考えたときに行き易い環境を」、と考えている親にとっては、あるいは、「英語環境で学んでみる留学」が目的というよりも、卒業後のことに目を向けている人にとっては、適した留学先の一つなのかもしれない。なにしろ父兄会とかで先生が言ってることって、「卒業時に成功しているためには・・・」が多いし。


本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2008年3月 4日 (火)

ニュージーランドの学校事情(父兄参加必須事項?)

先週のある夜、我が家の電話が鳴った。
受話器を取ると、中学校からだった。
「あなたの家に、新入生の親御さんのための夕食会のお知らせが届いていると思うのですが」
「はい。そー言えばちょっと前に、そんなお知らせが来ていたような気がします」
「そろそろ出欠を教えていただきたいのですが、いかがなされます?」
「あー、はい。えーっとー」
「みなさん、出席されますよ」とまでは相手も言わなかったが、無言でそんな圧力がかかっていた。なにしろ、『生徒と学校と親が一体となって』が口癖の学校である。
「あのー、じゃあ、出席でお願いします」
「わかりました(受話器の向こうではきっと笑顔)。それでは当日19時に学校でお待ちしています」

と、最近、学校に関することが多い。なんだろうか、気のせいかもしれないが、知らず知らずのうちに学校行事に参加していることが多い。


さて、食事会という名称であるならば普通どっかのレストランというのが然りである。
学校でなんて、
きっと体育館か会議室に運動会なんかでお馴染みの長テーブルにサンドイッチやSushiやフィンガーフードがセッティングされるんだろうなー。
そんなんを適当につまみながら、先生や他の父兄と喋らなきゃいけないんだろうな。
と「お知らせ」を読んだときには想像していたので、欠席してしまおうと企んでいたのだが、わざわざ、電話で出欠の念を押された。と言うか半ば強制的に呼ばれた。

そして昨日がその当日。
学校に行くと、体育館でも会議室でもなく、一応、ファンクションルームみたいなところに通された。
そこにはこういった飲み物を作る施設も整っている。

職場?に、こういうのを作ることがニュージーランド人は大好きだ。なので学校にもしっかりと作られている。

受付で名前をチェックされ、名札を渡される。そこには子供の名前でなく親の名前がフルネームで書かれている。
そして、テーブル番号を言われる。
テーブル番号を言われるということは、着席する食事会?と思って奥を覗いてみると結婚式の披露宴のように丸いテーブル。そしてこれまた披露宴のように白いテーブルクロスがかけられ、真ん中には花が飾られ、ナイフ・フォーク・お皿がセッティングされていた。なぜかキャンドルがあるということも披露宴風だった。

すると「始まるまでは、こちらでご歓談ください。飲み物はそこになります」と笑顔で促されたので、とりあえず置いてあったスパークリングワインを手にとって、他の父兄がガヤガヤしている中に入っていった。
「こんなところで、どうすりゃいいんだ?キャンプのお迎えのときに話をした父兄はまだ来てないみたいだし。ちょっと様子を伺って暇そうな人にでも話しかけるか」と計画?を練っていると、すかさず校長先生に話しかけられた。
このちょっとした時間はわずか30秒たらず。
なんというか、歓談の場で、ポツンとさせない、こういったフォローはさすがに素早い。わざわざ呼び出しただけのことはある。
校長は少し高めでそしてマイクがなくてもよく通るその独特の声で他の親も巻き込む。
「どこのクラスなの」という会話で始まり、そして親同士を友達にさせる。
すっかり、この雰囲気に飲み込まれていた。

「それでは、そろそろご着席ください」という声がかかったので、テーブルの方へ移動した。
テーブルは全部で10。そして各テーブル約10人。
おいおい、100人近くもいるのかよ。
座るところにはちゃんと名前も書いてある。日本の披露宴会場と違うのはそれが毛筆で書いていないところだけである。なぜなら、式次第兼、本日のお品書きまであったのだ。





テーブルには赤白ワインが置いてあり、最初に乾杯がある。
赤はマーティンボローのピノである。これは試さないとと思い、隣の父兄(かなりお酒好き)と二人で赤を開けた。
式次第に沿って、いろんな人が壇上で挨拶をする。
長い人もいれば、そうでない人もいる。
これも披露宴と同じ。
それではお食事です、となったとき「お祈り」があった。ここら辺はクリスチャンらしい。

そして食事が運ばれてくる。
さすがにここは披露宴とは違った。仰々しい前菜が続くということはなく、サラダのみ。続いていきなりメインのチキンになった。



その後はいわゆる各テーブルでご歓談くださいの時間である。


(携帯のカメラしかなかったので、現場を上手く表現できなかったのだが一応)
自分のテーブルに座った学校サイドのスタッフは国際科ディレクターのキウイ女性だった。話しをしてみると彼女は9年間、日本に住んでいたので妙に話しが盛り上がった。周りに気をつかってか、日本語は話さないようにしていたみたいだが、自分と話しをするときは所々、日本語が出てきていた。

しばらくの「ご歓談をお楽しみください」の後、壇上では再び色々な人の挨拶が始まっっていた。
そこにクレームブリュレのデザートが運ばれる。
となりの父兄はまだワインを飲み続けている。さっき開けた赤はもうないので、余っている白をガンガングラスに注いでいる。こっちは、もうコーヒーを飲んでいるというのに、気がつくと自分のグラスにも入っている。自分で飲むのも、人に勧めるのも好きらしい。

「宴もたけなわですが」という言葉と共に(ウソ)、最後にお開きの挨拶があり、披露宴風新入生の父兄夕食会は終わった。
それぞれがパラパラと席を立ち、帰路についていた。
自分はその後も少し、学校で受け入れている留学生のことやら、中学そして高校卒業後の進学の可能性のことやらで、国際科ディレクターと話が続いた。この話しはまた別で。

しかし、入学早々、キャンプに行かせて生徒同士の距離を縮めるという作戦だけでなく、学校と親の、そして親同士の親睦を深めるためにわざわざこんな手の込んだことをするなんて。
ただ、こうしてネタにもなったので、おもしろいといえばおもしろい。
今度はどんな「おもしろ」を提供してくれるのか?ちょっと期待しているニュージーランドの中学校である。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2008年2月28日 (木)

ニュージーランドの中学校のキャンプ(続き)

中学のキャンプが終わって家に帰ってきた。
そこで聞き取り調査をしてみた。
ちょっと長くなるのだが、以下、レポートになる。

まず、中学一年生のキャンプである。ただ、前も書いたのだが、NZは日本よりも小学校のスタート年齢が一年早い、そして新学年が始まる月も2月と少し早い。
つまり、日本で言えば、小学校5年生の子供たちのキャンプである。

Day1
学校を出発。
途中、ゴールドラッシュのときに栄えた金鉱跡でストップ。
金をどんな風に採掘していたかなどのツアーをする。最後に長—いトンネルと歩く。
ここで昼食を取る。
再びバスに乗り目的のキャンプ場へ。
着後、テントを立てる。この時点で雨が降っていたらしいが、構わず続行。
自分たちの寝る場所は自分たちで確保しろ、というスタンスだったらしい。
その後「Tent time」と言う時間。いわゆる自由時間。ただし雨なのでテントにいるだけだったらしい。
友達と二人でテントの中で「おしゃべりタイム」になったということ。
まあ、入学したてで、こういった時間を持つことで新しい友達ができていくのであろう。
そして夕食。この日のメニューは「ナチョス」。
ニュージーランドのキャンプのときは結構、出てくる定番メニューの一つ。
かなりジャンキー。
その後、プログラムあり。「Hot pool swim」
温泉?と思いきや、どちらかと言うとプール。曰く、ただの生暖かいプール。しかし海水。潜ると目が痛く、鼻に入れば鼻が痛くなる水だったらしい。
そして消灯が9時半。これを「Torches out」と言うらしい。(他のキャンプでは「Lights out」とも言っていたらしい。

Day2
朝ごはんは「スパゲティ オン トースト」。ぐにゃぐにゃのスパゲティー(缶詰のことが多い)をトーストの上に乗せたものか、普通のトーストか、シリアルなど。スパがものすごく人気だったらしい。
スパと考えるとちょっと、アレだが、トーストのトッピングとしては有りかもしれない。
この日の最初のアクティビティは「チーム・チャレンジ」
名前のままの内容で、7,8人のチームを作り、まさしく「チーム・ワーク」が必要な課題をこなしていくと言うもの。たとえば、「大きな円の中に、バケツが入っており、それを、人間は中に入らずに、ロープのみを使って、円の外に出す。条件としては、全員ロープを掴んでいること、円の中から出すときバケツは引きずってはいけない」とかいったもの、こういった課題を5つクリアーするという、フレンドパークの少々ややこしい版らしい。
それが終わるとお昼ご飯。朝ごはんの後に作ったランチをみんなで食べる。メニューはホットドックのパンに、ハムとかチーズとか、レタスとかトマトとか、きゅうりとか、自分で好きな具財を入れて作る。
続いて「ロック・クライミング」
NZのキャンプ場には、よく「ロック・クライミング・ウォール」がある。国としてロック・クライミング好き?と言いたくなるくらい良く見かける。その壁を登るらしい。
これはこの学校のカラーなのか、登りきるまで絶対に降ろしてくれなかったらしい。
たとえ、「高いところが怖い」と泣きを入れた場合でも、登りきるまで降ろしてくれない。
こういうところはもしかしたら、イギリス系の流れを汲んでいる学校の特徴と言うか、方針なのかもしれない。
「おまえなら、かならずできる」、「登りきらないと、ずっとそこにいることになるんだぞ」という声が飛び交っていた。「最後までやりきる」ことの実践なのだろうか?クラス全員、自力で登りきったらしい。
そして、そんなハードなプログラムの後には「ミニ・ゴルフ」
そして、「フォト・ツアー」これは生徒の写真を撮る、と言うものではなく、「インストラクション・シート」と呼ばれる、いわゆる指示書に書いてある写真をチームで撮りに行くというゲーム。
たとえば、「海で探したもので、学校名を書け」とか、「ライフガードの人と一緒に写真を撮る」とか「ライフガードの小屋で、ライフガードのフリをして写真を撮る」とか「テントの前で、ピラミッドを作りなさい」とか、運動会の借り物競争的なゲームだったらしい。
そして夕食。この日はソーセージ、ハンバーグ、ポテト、サラダ。という、なんともコメントしにくいメニューだったらしい。デザートにアイスクリーム。プラス、チョコレートソース。ソースをかけるところが西洋人らしい。
そしてこの日も「ホット・プール・スイム」、どうもこれは風呂の代わりなのかもしれない。ただ、海水で風呂って言うのもどうかと思うが。まあ、「シャワー浴びるからいいか」と思っていたら、「めんどくさい」という理由で、シャワーを浴びない子もいっぱいいたらしい。この日も9時半に消灯。

Day3
朝ごはん。メニューは同じ。プラスフルーツサラダがあったらしい。子供たちには大喜びだったらしい。
最初のアクティビティは湖に行きカヤック。一人一艇ずつ与えられ、まずは漕ぐ。とにかく漕ぐ。
そして、落ちる練習。いわゆる、沈というヤツの練習をする。自分でひっくり返って、脱出して、友達に手伝ってもらってカヤックを元に戻すという練習をする。西洋人全般に言えることなのだが、「思い切ったこと」をやらせることが多い。まあ、クラスの人数が少なめな学校なので、大人の目もちゃんと届くということもあるのだろうが、、、
そしてランチ。今日は先生が用意したもので、ベーコン&エッグパイとベジタリアンキッシュとビスケットであった。
午後は同じ湖で、ターザンごっこや、飛び込み台から飛び込む、など、まあ、お遊びタイムになっていた。
テントに戻って少しフリータイム。といっても、その日の夜に行う「Camp concert」いわゆるキャンプファイヤーの出し物の練習をしていたらしい。ただ、みんなでまたテントの中でわいわい騒いでいたらしい。
そして夕食。チキンスパスタとアイスクリームとフルーツサラダ。
そしてこの夜はキャンプファイヤー。キャンプファイヤーと言っても火は焚かない。言葉のまま、コンサートである。グループ(勝手に作るグループ)に分かれて、踊ったり、歌ったりをしたらしい。どこの国でも男の子は、少しばかげたことをやりたいらしく、女装をした子もいたらしく、フリータイムのときに、女の子のテントを回って、服を借りていたらしい。
かなり盛り上がっていたらしい。
そして消灯。

Day4
朝ごはんは、いつもと同じ。
今日は「Beach Education」海に行くときの注意などをライフガードに直接教えてもらうというプログラムである。海の中を移動するときに、腰ぐらいまでの深さなら足を上げて走る、とか胸ぐらいの深さなら、ドルフィンダイブで進め、など、かなり具体的な指導だったらしい。マリンスポーツが盛んで、かつ、どこに住んでも近くにはビーチがあるオークランドなので、ビーチに泳ぎに行く機会は多い。こういったプログラムはかなり実践的なのかもしれない。
このまま昼食をはさんでこのプログラムは続いた。
後半はなぜか少し山登りも混ぜたらしい。
夕飯はハンバーガー、アイスクリーム(チョコソースつき)
そしてこの日が最後の夜である。日本で言えば、この日の夜にキャンプファイヤーを持ってくる。
ところがここはニュージーランド。最後の夜はディスコである。
大きなマーキーテント(運動会で校長先生や来賓が座っているテント)のなかで、蛍光ライトをみんなに配って、上級生が持ってきたI-podに入っている音楽で踊る、らしい。
飲み物食べ物があるわけではない。ただ、ただ、踊っていたらしい。
そして消灯。

Day5
今日は撤収の日である。
テントなどをどんどん片付ける。
バスに乗って帰る。であった。
このキャンプ。
中一のキャンプであるが、高校生(日本の年齢で高2)のお手伝いが終始ついていた。
大変だっただろう、きっと。こんな子供たちの面倒を見るなんて。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2008年2月23日 (土)

ニュージーランドの学校キャンプ

どうもこの国では中学に入るとすぐにキャンプがあるらしい。

メインの目的は「友達作り」的なことだ。
ニュージーランドは学校が始まるのが日本よりも一年早いので、今の中学一年生は日本の小学六年生にあたる。
ただ、新学年が始まるのも2月からと少し早いため、日本では小学五年生に当たる子達が今の中学の新入生ということである。

その子たちがいきなりキャンプに行く。

まあ、もともとアウトドア大国の子供たちなのでキャンプは慣れたもん、であろう。
その証拠に?キャビンとかバンガローとか、建物的なものなんかには泊まらない。
全員テントである。
もちろん自分たちでテントは立てる。ついこの間、練習をしたらしい。

この話を聞いて疑問に思ったことは
「全校生徒が泊まれる分のテントが学校にはあるの?」ということである。

もちろん、そんなものはない。
じゃあ、どうしたか?

「テントがある人は貸してください」という父兄へのお手紙である。
この連絡一発でテントが集まるところがアウトドア大国である。
各家庭にテント一張りは必ずある、感じがする。

さて、「キャンプのお知らせ」を読むと、日程は同じだが場所は3ヶ所に分かれている。
一学年の生徒数は約150名で6クラス。
2クラスずつ、違うキャンプ場に行くことになる。
各グループ先生は数名つくだけ。
先生たちもアウトドア大国の先生だけあって、キャンプはお手のも?ということであろう。
ただ、それでも大人の数は足りていない。
あとはどうするか?
これも同じく連絡一発である「父兄のお手伝いお願いします」
さらに、「特に、お医者さんと看護師さんの父兄はお願いします」とあった。
かなり親を巻き込んでいる。

そういえば、入学直後にPTAの集会(出席必須)があり、くどいくらい、「子供が成功するためには、我々と親との連携が欠かせません」みたいなことを言っていた。
しかも、そのあと、全先生と担当者を紹介していた。この教科で質問があるときには誰々、これについては誰々。
なんか、小学校のゆるゆるな感じがウソのようである。
忘れ物をすると先生が「今すぐオフィスへ行って電話を借りて、親に持ってきてもらいなさい」といわれるらしいし。

そんなこんなで明日から中学のキャンプが始まる。出発は朝の8時である。
日曜日なのに、朝の8時出発である。
スクールバスは当然ない。
無言で、「朝一番に親が送ってこいよ」と圧力を?かけられている。

なんだろうか、小学校よりも親の手間が増えてるような気がする。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2008年2月13日 (水)

ニュージーランドの中学校(水泳大会)

今日、中学校の水泳大会があった。
学校にプールがないため場所は市のプールを借りていた。


父兄の見学はもちろんウェルカム。ラッキーなことに今日は特別な用事がなかったため、朝からプールに駆けつけた。
中学の水泳大会といっても全員参加ではなく、今回は1年生と2年生、明日が3年生と4年生となっている。朝8時半からのスタートで各種目、1年生女子、男子、2年生女子、男子の順番でレースがある。

それで、会場では先生とともに、父兄有志、そして高校生数名が運営役員としてあっちこっちと動いていた。

8時30分からのスタートということで、「じゃあ9時過ぎくらいに行けば、ちょうどくらいだろう」と思って、10分くらいに到着した。
中ではすでに2番目の種目の100メートル個人メドレーがスタートしていた。

ただ、
妙に、人が少ない。うちの子も見当たらない。
どういうことなんだろう?と首をかしげていると、向こうの方からガヤガヤという声が聞こえてくる。そして列をなして子供たちが入ってきた。


単にバスが今到着したのである。すでにプログラムは遅れていた。


子供たちが観客席に着く。順次着替えに行く。
観客席の後ろには旗が立ち始める。


これは各ハウスの旗である。
この中学ではこういったスポーツイベントの時にはクラス対抗ではなく、ハウス対抗となる。
ハウスというのはこういったイベントのための編成グループで、ここでは4つのハウスに分けられていて、チームカラー赤の「ジュピター」、チームカラー青の「アポロ」、チームカラー緑の「マリナー」、チームカラー黄色の「サターン」であり、これは入学と同時に振り分けられ、その時点でこの色のTシャツなんかも揃える。


そして学年が変わり、クラスが変わってもこのハウスはずっと同じになるらしい。
まあ、縦割りグループ、というものである。



これでやっと全員そろった。

事実上の最初の?種目は「Kickboard Race」である。
読んで字のごとく、ビート板レースである。
ただ、ビート板を持っていればOK?らしく、バタ足で進む子あり、平泳ぎの足で進む子あり(なぜか早かった)、バタ足をしながらクロールの手を使う子あり、と進む形は自由であった。



続いては「25M Freestyle」

プログラムには生徒は2種目以上5種目以下で出場すること。そのうちの1種目は25メートル自由形、とあった。つまり全員参加の種目である。
流れ作業のようにどんどんスタートさせていく。

レースの進行自体に特に変わったことはないのだが、中学校の水泳大会として観戦していると、妙な違和感を覚えた。
なんだろうかと考えていた。
そしてふと、思い当たった。
生徒の格好が「スクール水着ではない」
てんでバラバラ。
もちろんスクール水着の子もいるが、自分が所属している水泳チームの水着&キャップの子もいる。ここまではいいとしよう、水泳大会だし。
でも圧倒的に多かったのは、夏休みの市営プール(実際ここも市のプールだが)や、海で見かける格好をした子が多い。
特に男の子は短パンが少し長くなった水着、女の子はカラフルな柄のワンピース、中にはビキニの子もいた。自由な感じの大会である。




そして「House Waterpolo Race」ハウス対抗のボール運びレースがあり、

「50M Freestyle」「25M Breststroke」と続いた。

その次はプログラムに「House Noodle Race」とあった。日本風に言えば「ハウス対抗うどんレース」である。ただ、なんのことはない、発砲スチロール風の長いチューブを運ぶリレーであった。


その後、「25M Backstroke」「25M Butterfly」となって予選は終了。決勝レースになった。

決勝レースになるとそれなりに早い子ばかりになるので、見た感じは水泳競技会風になる。


ここで各ハウスの勝ち点も出てくるので、応援にも熱が入る。どの子がどのハウスなのかわかるように、キャップの色もハウス別になる。
ここら辺になると、手伝いをしている高校生たちも、自分のハウスのことが気になり始めるのだろうか、手伝いをさぼってはハウスの陣地に行って、お兄ちゃん、お姉ちゃんらしく、各ハウスの応援の音頭を取り始める。なかには運営に使う拡声器を持ちだして、声をあげていた。

盛り上げて、盛り上げて、最後は男女混合対抗リレーになる。
雰囲気としては『ハリーポッター』の寮対抗で云々している感じである。
まあ、結局、ハウスの中に何人水泳クラブのメンバーがいるかで順位は決まるのだが、、、


そんなこんなで結果発表。
丸一日かけて、ニュージーランドの中学校の水泳大会は終わった。


本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年12月17日 (月)

ニュージーランド人の気質(学校の臨時スタッフ・先生の息子や娘)

クリスマスが近いので各所でイベントが行われている。
もちろん学校や幼稚園でもクリスマス会が催される。

そこでふと、気がついたのであるが、
学校や幼稚園のクリスマス会が行われるときって、
朝、教室に行くと見知らぬ人が準備を手伝っていることが多い。
手伝っている人は、先生でもないし、父兄でもない。
黙々と言葉も発せずに作業をしている場合が多いのだが、その人をよーく見てみると、「なんか若いなー」という感じがする。
それもそのはずである。
先生の息子であったり娘であったりするからである。

今日も学校の教室に行くと、せっせと机を拭いている中学生くらいの女の子がいた。
先生の娘である。
ちょっと前の課外授業のときは二十歳くらいのお兄ちゃんが教室にいて、「うちの息子です」と先生が紹介していた。

イベント時に先生が息子や娘を学校に連れてきて手伝わせる。
実はこれ、ニュージーランドでは良く見かける光景である。(NZでは普通のこと、と言うのは言い過ぎかもしれないが、少なくとも私たちの周りではよく見かける)
クリスマス会でサンタクロースの演出が必要なときには、先生の旦那が赤い衣装を身に付け、白いつけ髭をして登場というパターンも多い。

幼稚園や小学校に、中学生や高校生のお兄ちゃんやお姉ちゃんが来て手伝う。
自分たちと遊んでくれる人が来るので子供たちも喜んでいる。
今日の学校でも、始業のベルが鳴った後、先生は授業を始め、先生の娘はイベントの飾りつけを黙々としていた。

前日に先生が自宅で作業をする、とか、早い時間に登校して飾りつけをする、とかいうスタイルではなく、エキストラで自分の家族をスタッフにしてしまうところが、
そして、「普通、中高生くらいになると、小っ恥ずかしがって、親の学校に手伝いなんてこないだろう」という私たちの日本人的な発想を見事にひっくり返してくれるところが、
そして、そんな息子や娘が手伝いに来られる学校の環境が、(おそらく、多くの先生が普通に連れてきているはず)
なんともニュージーランドらしいのかもしれない。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年10月22日 (月)

ニュージーランドの小学校のおもしろ行事

ニュージーランドのちょっと変わった文化祭「アグディ」
日本語に訳せば農業祭といったところであろう。

トラクターや牛が売りに出ているオークション。
ミンチなんて小さいことを言うな、どーんと肉を食えローストビーフバーガー。
オーガニックなんて基本中の基本の手作り商品。
などなど、農業祭らしい雰囲気の校内であったが、この「アグディ」のメインイベントは他のところにあった。

なぜなら、ここは小学校である。
つまり主役は子供たちである。
子供たちのアクションがあってこその「アグディ」である。

それで、子供たちのアクションとは一体何か?
それは「クラスで作ったカカシの品評会」
そして
「動物飼育発表会」であった。

グランドに行くと、ずらーっとカカシが並んでいる。遠くから見ると、お馴染み?のカカシである。

近くに寄ってみると、モチーフが面白い。

バイキング

牧場の農夫

スコットランド人

着物風な衣装から推測するに日本人?というのもあった。ただ、顔はかぼちゃ。ハロウィンみたいである。

農家には欠かせないカカシをクラスで作っているのである。

そんなカカシ品評会場から目を横に移すと、「アグディ」最大のイベント、子供たちによる「動物飼育発表会」が行われていた。
動物飼育といっても、犬や猫などではない。
あくまで「アグディ」である。対象は農家で飼育される動物である。
まずは

牛である。

各家庭で生まれた牛を子供が育てる係りとなり、その成長を日記につけ毎日世話をする。そしてこの日に発表するのである。審査の基準は毛並み?とか肉付きとからしい。(一応、部外者なので詳しくは聞いていないのだが)

このように並んで

プロの審査員から評価を受ける。審査員はもちろん父兄。だから本当にプロである。

低学年の子から

高学年まで。

こうした、エントリー表も張り出されている。
そして隣をみるとヤギもいる。ヤギや羊は走らせたりして、どれくらいなついているかも審査されるらしい。





出番まちの子羊。
農家の動物は牛、羊、ヤギだけではない。鶏も対象に入る。また、いくら農家が多いからといって、全員が農家の子供ではないので、他の小動物もセクションもある。



こうして、日記も添えられている。



こんな感じで朝から夕方まで学校には動物があふれかえるのである。

年に一度しかなく、街中では見られない光景なので、かなり面白かった。
是非、来年もこの「アグディ」を見学しに来よっと。


本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年10月19日 (金)

ニュージーランドの小学校の行事

ミョウガの発育がすこぶる良い。
そのわりには山芋が芽をださない、春だというのに。

そんなとき、
「○○小学校で、おもしろい学校行事があるから見学しに来たら?」と教えてもらった。

電話の話しではいわゆる文化祭のような行事で、どこの学校でも行われているモノのようである。
ただ、名前が少し変わっていて、「アグディ」というらしい。このアグはAgricultureのアグらしく、農業テイストが加わった文化祭ということであったので、ちょっと覗きに行った。

校内に入ってみると、どこにでもあるNZの小学校で、
どこにでもある文化祭の賑わいであった。





ただ、よーく見ると、やはり、かなり農業テイストが強い。

こちらの文化祭では学校の資金を集めるために、よくオークションが行われる。そこに並べられるものといえば、普通は家電製品やちょっといい場合はオーストラリアまでの往復航空券とか。




でも、「アグディ」ではそんな軟弱な商品は許されない。
もっと、生活に根付いた、「おい、足元固めろよ」という熱いメッセージと共にトラクター、草刈機、発電機、などなど、牧場経営には欠かせないものが並んでいる。







そして極めつけは、仔牛がいた。




文化祭といえば、いろいろな食べ物の屋台の出店はどこでも定番であろう。
こんな風にアイスクリーム売りの前には子供が列を作っているシーンは、どこでも見かける風景である。



このほかにハンバーガー、ホットドックやソーセージシズルなど。


ただ同時に、ローストビーフバーガーも出店されていた。




ミンチという肉の形に反発するかのように、ハンバーグの代わりに山盛りのローストビーフである。



「肉のウマミを引き立てるのは肉汁から作ったグレービーだけだ」という主張が聞こえてくる。




出店は他にも
手作りオーガニックジャムとか、オーガニックのマヌカクリームとかマヌカオイルとか、地元のおばちゃん手作りの店もあった。



ジャム、チャツネなどすべて手作り。(砂糖入り、砂糖なしあり)
ゆずれないのは部分はオーガニックである。

マヌカとラベンダーのクリーム。保湿効果がかなり高いとおばちゃんは胸を張っていた。



NZ定番のマヌカオイル。



そのほかには鉢植えなんかも売られていた。

この小学校に通っている子供たちの多くは家が牧場である。やはり街中の学校とは一味違った文化祭になっていた。

出店者は生徒の親や地元の人たちであるため、どちらかというと、朝市っぽい。


しかし、
この「アグディ」これだけではなかった。
オークションに出ているのが牛やトラクターとか、
ローストビーフバーガーがあるとか、
鉢植えが売られているところにこの「アグディ」の真髄はあるわけではなかった。

このお祭りにはもっとおもしろいものがあった。

つづく



本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年10月 9日 (火)

ニュージーランドの中学校の入学倍率 そして『The Secret』

少し前に書いた中学入学話しの後日談であるが、ある人気公立中学校の倍率を教えてもらう機会があった。

それを聞いたときには、笑ってしまった。
「ここは昔の日本か?」と思ってしまうほどである。

その中学校。
倍率がおよそ10倍。(裏は取ってませんが)

募集定員70名弱のところに700名の入学希望者。
もちろん公立なので無条件で入れる子供もいる、というかそれが普通なのだが、
それ以外の枠では、上記のような競争だったということだ。

自分の友人で、見事この10倍の難関を突破したところがある。
突破の秘訣は?と聞いたところ、
「そんなの、わからないわよー」と言っていた。

が、客観的に見ていて、


『The Secret』のLow of Attractionしてた気はする。
もちろん、本人たちにその自覚はないと思う。『The Secret』を見たかどうかもわからない。
(ちなみにNZではすでに本屋に『The Secret』は並んでいる、DVDもあるし、解説本も横に並んでる。ちなみに私が見た『The Secret』は偶然にもすべての章に日本語字幕がついていて、私のような日本人にもわかりやすかった)
でも、そこは、他にも、ものすごく人気が高いアイスクリーム工場の見学者抽選枠に入ったりもしている。


絶対に、引き寄せた気がする。


本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年9月 8日 (土)

ニュージーランドの小学校や中学校の入学手続き3

あっちこっちにお願いして、やっと書類を集めて、提出。
すると今度は面接という運びになる。
一応、親と子供の面接なので、自分も一緒に付いて行った。
学校のオフィスに行きロビーで待機。名前を呼ばれて面接室になっているミニ会議室に入った。
いつものように笑顔&握手と共に挨拶。
いつも思うのだが、この習慣は堅苦しさを取り払ってくれる素晴らしい習慣である。

面接担当官は提出した書類を見ながら、子供とあれこれ話を始めた。
まあ小学生相手の面接なんで、あまり込み入った質問はなく、うちの子の籍は日本なので、どちらかというと最初は、「英語力はあるのかなー?」という感じであった。聞いてくる質問はかなりベーシックなことばかりである。一つ聞いて、そのトピックを広げていくというお喋りっぽい展開であった。
ただ、内容自体、「あー、この質問って子供を通して、結構、親も見られてるなー」というものが多かった。
『学校の面接は子供だけじゃない、親も一緒に面接されているんだ』、という以前に読んだ雑誌の記事が頭に浮かんだ。これまで何気に子供に対して行ってきたことが、こういう形で試されるとは思いもよらなかった。「うわぁー準備(本当は準備なんて何もしていないが、結果的に準備になっただけ)しておいてよかったー」である。こうなってくると、「流れってやっぱりあるんだー」と思わざる得なくなった。
ここでその内容を詳しく書くのははばかられるので割愛。

面接中、自分はただ、横に座ってぼーっと聞いていたのだが、やはり親にも注意が必要で、急に話しを振られることがった。
「じゃあ、ちょっとこのことについて、考えてみて。あなたが考えている間に、私(面接官)はお父さんとお話ししているから」ときた。
「えー、なんで、こっちに話しを振るんだー」と声に出しては言えない。
「じゃあ、ここまでで、なにか質問はありますか?」と面接官。
何か質問とか言われても、別にこっちがインタビューしていたわけではないし、むしろ、こっちがインタビューされていた側で、しかも、本当に聞きたいことなんてなにもない。
「特にありません」と言い切りたかった。

でも、
再び、「親も一緒に面接されているんだ」の記事が浮かんできた。
それと、「なんとか、場をつながなくては、盛り上がりに欠けてしまう」という妙な使命感も出てきた。
ストーリーの起承転結で言えば、ちょうど転の部分である。ココが面白くないと、ストーリー自体、萎んでしまう。なにか考えなくては。
まずはなにか喋ろう。
「いやー、質問というのは特にないんですがー」
とりあえずゆっくり話しをした。そしてモノスゴイ高速で頭の中でトピックを探した。ある程度広げられて、相手も自分も興味がある話しは何だ?
すると意外と直観は働くもので、パッとキーワードが浮かんだ、わずか『いやー、質問というのは特にないんですがー』の言葉を発している間に。
「実は個人的にはこの学校のIBという制度が気になっているんですよ」
どうだ!このIBというキーワードは?
そしたら、大成功。
「そうですかー。これはねー・・・・・・・・・・・」と相手も乗ってきてくれた。
娘が面接を受けた学校では、IB(インターナショナル・バカロレア)のカリキュラムを持っていたので、それに興味があること、そして、この制度は日本ではインターナショナルスクール以外では採用している学校が一つしかないため(以前、自分が調べた時点では)、その点を特に強調して、「これからはひとつの国だけじゃなくて、どんどん世界へと目を向けなきゃ」という一昔前のステレオタイプな意見でまとめてしまったが、10分ぐらいその話しで盛り上がることができた。

そんな、こんなで、面接は終わった。所要時間は約20分、いや、30分くらいであった。
「それでは、明日にでもオフィスの方から連絡が入ると思いますので」と言われた。

オフィスからの連絡は郵送で来た。消印を見るとやはり面接の次の日であった。入学が許可されたらしく、誓約書だのなんだのが束になって入っていた。
「えー、またこれを読んで、書かなきゃいけないのぉー」である。


本日もお読みいただきましてありがとうございます。


インターナショナル・バカロレアについてはこちら。
http://www.ibo.org/
ものすごくかいつまんで言うと、卒業証明書がそのまま日本も含めて色々な国の大学受験資格になるカリキュラム。



2007年9月 7日 (金)

ニュージーランドの小学校や中学校の入学手続き2

中学校のオープンディーは「是非、我が校にきてください」というウェルカムな雰囲気なので、
「じゃあ、今すぐ手続きさせてよー。いろいろするの面倒だし」と思うのであるが、実はここからがややこしい。

学校ではパンフレットをはじめ色々な書類が配られる。
一通りのスケジュール表なども入っているが、即、入学手続きではなく、その前に入学審査みたいなものがある。スクールゾーンど真ん中であれば、そのまま手続きなのかもしれないが、微妙な場所で人気校の場合は審査→合格→手続きと、手間が増える。

ある人気校の「スクールゾーンに入っていない生徒のためのオープンディー」にはかなり多くの親たちが集まっていた。全員ライバル?状態である。
こういった学校には入学審査通過に関する実しやかな噂が色々と上がってくる。
徹夜で並んで書類を提出したら通ったとか、
親の職業欄に○○と書いたら通ったとか、
人種の比率をフラットにするために今年はこの人種の人が有利だとか。
聞いてみると、「えーそんなところから受けにきて、そして通過してるの?」という例も実際にはある。まあ、選ぶ方も、選ばれる方も人間だし、微妙なパワーバランスは生まれて当然であろう。

さて、オープンディーで貰った審査用の書類を書いたり、集めたりするのは結構、骨が折れる作業であった。特にBirth Certificate(出生証明書)などは、NZで生まれた子供の場合はこの書類が存在するのだが、日本生まれの場合はない。そのかわりに戸籍を提出しなければならない。ただ戸籍は領事館で発給されるものではないので、日本の市役所に行かなければならない。こうした、ただ集めるだけの書類は面倒であったが、機械的に行うことができた。

問題はいろいろと書き込まなきゃいけない書類であった。親は二人とも日本で生まれ育ったため、「なんだ、この質問は?」というか「この質問は、どんな回答を求めているのであろうか?」という質問があった。そういった部分に限って、書き込むスペースが多く取ってあるのである。

「うーん」とうなりながら考えていたが、考えてもぜんぜん答えが浮かんでこない。
当たり前である。未知との遭遇だからだ。
ある程度は予想できるのだが、間違った方向に書くのもなんだしなーという発想がついつい先行してしまう。
そこで、思い切ってわからない部分を白紙にしたまま、オフィスに出向き、「すいません、自分は日本人なもので、ここの欄は『具体的には』どんなこと書けばいいんでしょうか?」と書類を提出しながら埋め込むことにした。
すると先方もかなり親身になって教えてくれた。雑談している中で、「あー、そういったことはココに書いておくといいですよ」など、諸々のことが出てきた。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年9月 6日 (木)

ニュージーランドの小学校や中学校の入学手続き1



ニュージーランドでは、日本のように○年4月から△年3月生まれの子供がみんなで一斉に入学というわけではない。5歳の誕生日から通うことになる。だから一人一人、バラバラと通い始める。
親は子供が4歳半くらいになると、勝手に?学校に行き、先生と話しをして、学校の教育方針なんかをちょいと質問してみたりして、いろいろと吟味しなくてはいけない。
実際に住んでいるところがその学校のスクールゾーンに入っているのかなども焦点となる。

うちも下の子が今年から小学校なので、それをする必要があったのだが、「上の子と同じ学校でいいや」という安直な考えから、どの学校も訪問しなかった。
あと2ヶ月ほどで入学なのだが、ついこの間やっと、重い腰を上げて、学校のオフィスに行き、入学の手続きを済ませた。まあ、現在、娘も通っていて、オフィスの人も知っているので、わずか5分足らずで終わった。

それよりも問題は上の子の中学である。
今の時期、実はどこの中学校に通わせるかで振り回されている。
中学校も小学校と同じで、まずはいろいろな学校を見ななくてはならない。(実際、ならない、という義務ではないが)
小学校と違い、中学は一斉に入学なので、5月後半ぐらいから親たちはモゾモゾと動き始めなければならない。そしてちょうど今の時期に、最終決定になるのである。

各中学校では「オープンディー」という日を設けて、親や生徒を呼んで、学校の中を案内する。
中学校からそのスクールゾーンにある小学校に連絡が来て、小学校で○○中学は○日、△△中学は△日にオープンディーがあります、とお便りが来たり、新聞に□□中学□日にオープンディー、と告知が掲載されるので、それに合わせて出かける。これはまったく平日であるのだが、結構、生徒たちも小学校を休んで来ている。

オープンディーではそこの中学校に現在通っている生徒たちが校内を案内してくれる。
ここは何年生の校舎、ここは理科室、ここは音楽室、ここはグランド、ここは〜、といった具合に学校を一周する。この日は大勢の親たちが来るので、受け入れる側の生徒たちも大勢で待ち構えている。そして親3、4人に対して生徒一人が担当となって案内する。質問がある場合はすぐにできるシステムになっている。

子供たちだけを招いたオープンディーもある。6年生全員が課外授業のように中学校を訪れて、先輩に混じって、半日ほど中学生活を体験するのである。うちの子が参加したときは、家庭科と技術の授業だったらしく、クッキー作りと、おもちゃの車作りだったらしい。

親のための、子供のためのオープンディーでは結構、ウェルカム、といった雰囲気で、校長先生は挨拶で、「こんなことしたり、あんなことしてる、すばらしい我が校へ、どーぞ来てくださいねー」といった内容のスピーチをしている。
噂や評判などで各学校のイメージというのはすでにどの親の頭の中にもある。ただやはり実際に学校に行ってみるのも面白い。当然、どの学校も大なり小なり体裁をとりつくろっているが、学校によって雰囲気は大きく違うのが実感できるし、親も子も現実味も帯びてくる。

書いていて長くなったのでとりあえず今日はおしまい。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年9月 5日 (水)

冬の学校行事の定番

先日、小学校で「クロスカントリー大会」があった。
どうやらこれは冬の定番行事らしい。
日本であればさしずめ、「マラソン大会」なのであろうが、ニュージーランドでは子供たちにわざわざ近隣住民の賛同を得なければならない住宅街や、車の排気ガスに満ちた街中を走らせるような野暮なマネはしない。
近くのリザーブ(自然保護エリア−NZにはどこにいてもすぐ近くに自然保護エリアの公園がある)や森で走るのである。子供たちには土の上を走らせるのである。

学校行事がある場合、この国ではすぐに父兄にヘルプが求められる。○月○日に△△がありますので、お手伝いできる人は、学校のオフィスまで連絡をくださいという趣旨のレターが来るのである。
「体育大会」「球技大会」「学習発表会」「バザー」などのイベント系はもちろん、学校の校庭を工事しますから手伝ってください、とか花壇をきれいにしますから誰か出来ませんか?とか。
このクロスカントリー大会も当然ながら父兄のヘルプを求められた。ちょうど日程が合ったので「手伝いできますよ」の電話を入れて参加した。

当日、結構大勢の父兄がコース作りのために、会場となる学校近くのリザーブに手伝いに集まってきた。しかし先生は一人だけ。
先生は親たちに向かって簡単にコースを説明して、後は各々が勝手にコースの目印となるコーンを置いていった。準備時間はわずか30分。きっちり距離を測定して云々というのは全くなかった。

コースの準備も整い、学校からバスに乗って子供たちがリザーブに到着し始めたころ、見学&コースの途中に立って見張る?親たちが続々と集まり始めた。

そして、校長先生や担当の先生の簡単な説明の後、すぐにスタートとなった。ただ、日本の学校行事での○○大会のように、「開会式」風の仰々しさはない。「えっ、普通の授業?」というようにあっさり、校長先生とかも「あいさつ」というより、「みんな楽しんで走ってねー」という内容で、感じとしては「ブリーフィング」というものだった。



さて、学年、男女別にスタートし始めたのだが、


面白かったのはこれ。


裸足で走る子の多いこと、多いこと。

今は冬である。絶対に寒い。NZは冬は雨が多く、湿度も高く、地面は湿っていることが多い。応援に来ている親たちの格好を見てもらえば、その様子はわかる。

長靴の人も多い。
しかし子供たちは相反して、薄着&裸足である。(ある意味、すげーグラウンディングしているということである)

あまりにも裸足が多かったし、少し晴れ間も見えてきたので、つられて自分も靴と靴下を脱いでみた。そしたら、なんと気持ちがいいことか。湿ったグランドに、ほんの少しだけ足が埋まる感じが伝わってくる。妙にやわらかい、ぷにゅぷにゅしたモノの上にいる。裸足になる理由がわかる。

裸足最高!!というクロスカントリーであった。

どこの国でも、やる気なく歩く子はいる。


本日もお読みいただきましてありがとうございます。

2007年5月24日 (木)

ニュージーランドの小学校の食事情

 ニュージーランドのほとんどの小学校に給食はない。
 ランチボックス(弁当)が基本である。他には売店で購入あるいは、ランチオーダーというシステムがある。ランチオーダーとは前の日、あるいは当日に封筒にクラスと名前と買いたいモノを書いて、お金を入れて先生、あるいはオフィスに渡して、昼食の時間にそれをもらう、という一種の売店のようなものである。
 学校によってもまちまちであるが、ランチオーダーの受付は毎日であったり、週に一回であったりする。

 売店やランチオーダーで人気が高いのはホット・パイである。これは小学生に限らず、NZ人が外国で食べてくなるナンバー1のファーストフードだ。
 そんなホット・パイが不動の人気を誇る学校の売店に最近新しい勢力が出現している。

 Sushiである。
 「寿司」とか「鮨」という字はちょっと使えない、せいぜい「スシ」である。

 大人のランチ戦争ではSushiはずいぶん前から上位に入っている。自分がこの国に来た10年前には既にSushiはNZ人のランチの中に定着していた。しかし、小学生というマーケットには今まで参入できていなかったのだ。
 Sushiはヘルシーであるというイメージを小学生の健康維持にリンクさせ、しかも中身はチキン、ツナ(ツナ缶)、そしてキュウリなどの野菜にして西洋人の口にもあるようにしてある。(ここにSushiと表現した理由がある)仕掛けた中国人の発想の勝利であろう。ある意味、ちょっとした独占状態になっている。その理由はここで書いてしまうのもなんなんで控えておくが、一年後には真似されているであろう。

 ある学校では約330人の生徒から毎週60近くのオーダーが入るようになったという業者の声もある。もちろんパイやサンドイッチの数と比べてみれば、まだまだであるが、これまでホット・パイ、サンドイッチ等の独占市場であったところに新規で参入してこの数はまずまずであろう。

 先生も面白いコメントをしている。
「児童の親たちはSushiをヘルシーなランチメニューの一つだと感じている。新鮮だし(パイなどは作り置きしてして冷凍してあるための発言、多分)なんと言っても値段が手ごろである。高学年の児童はすでに定着した人気があるし、低学年の子供たちも少しずつ注文が増えている」とある。
5歳、6歳の児童がSushiを好きになってきているということであり、今後広がっていく可能性が大きいことを示している。

 おもしろい発想は、おもしろいドラマとかおもしろい小説と同じようで、プロットは王道で、種明かしがわかれば誰でも共感できるのだが、思いつくか否か、が勝負なのかなー、と思うニュージーランドの小学生のランチ事情である。


本日も読んでいただきまして、ありがとうございます。

2007年3月31日 (土)

ニュージーランドの学校行事

 昨日、小学校で『アートオークション』というものがあった。
「なんだそれ?」っていうことで見に行くと
講堂に子供達が授業で、描いたり、作ったりしたアート作品が並べられていた。
 各作品には作者の名前がある。近くにはノートが置いてあり、そこに各子供の名前があり、作品を買いたい人の名前、電話番号、値段を記入する欄があった。まあ、オークションと言うより公開入札みたいな感じである。
 一応、すべての作品の最低落札価格は5ドルになっていた。

 でっ、そのノートをよーく見ると、全部、親や親類の名前が書いてあり、値段的には10ドルぐらいで書いてあるパターンがほとんどだった。
 全生徒の親がオークションに参加していると言うわけではないが、来ていた親はほとんど自分の子供の作品を買っていた。親としては自分の子供の作品は自分のところで買わないとなー、という気になる。
 まあ、学校サイドの目論見としては、そんな親の心理をついた一番確実なファンデーションなんだろう。

 ただ、わからなかったのは、先生が作った作品もあり、これは本当にオークションを行っていた。多分、プロのオークショニア(誰かの親だろうが)が出てきて、一点、一点、オークションをするのである。
 でっ、驚いたのはそれが大体200ドル前後で落札されていくのである。
なんで、芸術家でもなんでもない人の描いた絵や、作った作品に200ドル前後の値がつくのかはわからない。PTAの役員が自分の担任の先生をヨイショするためだろうか?それともコッチもやはり親族だろうか?買い手のことをそこまで深く追求できなかったのが残念だが、それにしても200ドルって。
 まあ、もしかしたら、その先生が数年後、不良生徒が集まるどこかの学校に転任して、そこのことが本でもなって、一躍有名になり、後々値がつくのかもしれないけど。

 あとからわかったのだが、今年はスクールフェア(学校のバザーみたいなもの)の代わりにこの『アートオークション』ということだそうだ。まあ、スクールフェアーは一日がかりの大仕事だし、そのわりには天候に左右されてしまうし、いろいろな出店やゲームなどあり、参加者は楽しいが、やる方は大変だし。原価もそれなりにかかるだろうし。
 そういった意味では『アートオークション』はわずか数時間で済むし、使う場所も講堂だけで掃除もラクだろうし、収入の見込みもつきやすいし。親としてもまあ自分の子供がガンバって作ったものに10ドルくらい出すのは全然へいきだろうし、ハンバーガーを焼く手伝いで借り出されることもないし、ある意味、みんながハッピーな方法なのかもしれない。


講堂いっぱいに貼りだされている絵



中には靴を一足使った作品も



オークションらしく飲み物もあり



かなりテンポがいいオークショニアであった

2006年12月25日 (月)

ニュージーランドは真夏のクリスマス

そろそろクリスマスネタでも書こうと思っていたのですが急な仕事が入ってしまって後回しに。

先日、といっても先々週に、小学校で、「クリスマスキャロルを歌う会」というのがありました。
「学校に集まって歌を歌おう」という内容の企画で、毎年行われています。

参加する人は、児童とその親の希望者のみ。事前に参加希望者の調査を行うと言うわけでもなく、ただ、「12月○日○時からクリスマスキャロルを始めます。参加したい人は来てね」という紙が配られるだのかなりアバウトな企画なのです。
ところが毎年、そこそこの程よい人数が集まってきます。ウチの学校は結構マンモス校なので、児童とその親が全員集まったら、講堂には絶対に入りきらないのですが、ちょうど講堂が一杯になる人数が毎年集まってきます。自然にできる需給バランスです。

ここにパラパラと集まってきます。そしていつの間にか講堂内は人で一杯に。


学芸会のようにイスが並べれれているわけではないので、みんな自分でラグマットなどを持ってきます。場所取りの目的ではなく、床張りに座るのでお尻が痛くなるのを防ぐため。

子供はサンタの帽子やトナカイのカチューシャなどをかぶってきます。
学年ごとに舞台に上がって、歌を歌う。


約一時間、歌う。


それで、終わり。解散。
こういうのも、子供の娯楽?の一つなんでしょう、きっと。

2006年12月 8日 (金)

ニュージーランドの小学校の進む道

さっき見た新聞に、ニュージーランドの10の小学校でインターナショナルバカロレアのカリキュラムを入れようという試みがされています。(現在、NZ内でこのカリキュラムを小学校から持っているのはオークランドのノースショアにあるクリスティンという学校(けっこう名門、制服もそこそこ良し、敷地も広い)だけで)この学校の中には公立の学校も入っています。とありました。
NZの教育システムではそれぞれの学校が独立した考え方をすることを認めているため、教育相のスポークスマンも「まあ、学校側がやりたい、っていうんなら、やってもいいよ」というコメントです。
これまでも、私立の学校ができると、公立の腕のある先生達が引き抜かれていましたが、今度は公立から私立の先生の引き抜きも増えるでしょう。実際に新聞には元○○私立学校、現××公立学校の先生のコメントとありましたし。
公立も学費上げるところも増えるかも。

NZへ留学する際に公立も私立も基本的にはエージェントに対してコミッション制度を取っているところが多いようです。そのときにかかる学費をよく耳にしますが、公立も私立もあんまりかわらないような気がします。となると、こういったバカロレアを持っている学校の方がいいのでは?とも思います。まあ、目的にもよりますが。
このバカロレアって、いわゆる「留学生の親が描く理想」を子供が体現できる可能性があるコースだと思います。子供にも将来の選択の幅は確実に増えると思います。

ここのところ、撮影時のケータリングのランチだけでなく朝食のメニュー同様に、教育界もますます選択の数が増えているようです。

2006年9月13日 (水)

ニュージーランドの小学校の学芸会

小学校の学芸会がありました。
テーマは「おとぎ話」
ということで、あかずきん、ヘンデルとグレーテル、白雪姫、眠れる森の美女、3匹のこぶた、シンデレラ、といったラインナップ。

なんですが、
ものすごく変形バージョン?というか、
合ってるのはプロットだけ、、、


ちょっと、笑ってしまったのは3匹のこぶた。
まずはコレがこぶたたち。



一見すると普通ですね。

続いて
同じ劇の中にこの登場人物。



はい、この3人の役どころはなんでしょうか?


答えは↓ココをあぶり出しにしてください。



もちろんウソです。

答えは「不動産エージェント」

家を自分たちで作り、売りたい3匹のこぶたと、それを買う狼のお話し。
その中に、不動産エージェントが出てきて仲介する、というお話し。

子供の学芸会の中にも現代のニュージーランドが登場していて、お父さんやお母さん達の笑いを取っていました。

左の女の子が不動産エージェント、右のシルクハットの男の子が狼。




契約成立?シーン。



あまり堅くない学芸会のニュージーランドです。

2006年6月14日 (水)

ニュージーランドの学校の先生

日本同様、ニュージーランドの学校の先生にもいろいろある。
学校の所在地域によっての特性もある。

ここはこういう生徒が多いから、その方面には慣れているとか、いないとか。
といっても、実際は、個人の資質によるところが大きいのだろうが。

「うあー、この人、いかにも西洋人」という人もいる。

Aという学校はNZの中ではそこそこ大きい。マンモス校の部類に入る。生徒数は1000人ぐらい。そして人種は様々。ヨーロッパ系、アジア系、中東系、入り混じっている。そういうこともあってか、先生たちは英語が喋れない生徒の扱いに慣れた人が多い。
入学時のこと
「ウチの子、家では日本語だけなんで、英語はあまり理解していないんです」と担任の先生に言うと、
「大丈夫、3ヶ月もすれば喋れるようになるわよ」と返ってくる。

しかし、日本人特有の「あまり自己主張しない」という性格も大きな原因の一つになって、数ヶ月経っても子どもはあまり喋っていない感じ。
親が少し心配になって
「先生、やっぱり、学校についていっていないんでしょうか?」と聞くと
「大丈夫、性格的にシャイだから、あまり喋らないようだけど、うなずくタイミングや内容は間違っていないから理解はしてると思うわ。そろそろ英語強化クラスに入れて、もっと慣れさせるから」

と、いう感じで進み、半年後には普通に喋り、普通にクラスに溶け込んでいた。


Bとい学校。割合小規模な学校である。エリア的にそこそこの所得がある人が住んでおり、生徒のほとんどがヨーロッパ系。
同じようにシャイな性格なのであまり喋らない子どもの話。

先生が心配して親を呼んだ。
「○○君は、学校でほとんど喋らないのよ。きっと英語を理解するスピードが遅れていると思うの。だから家でも英語を喋ってください」と担任の先生は言う。
しかし親としては、日本語を忘れてもらっては困る。
家では徹底して日本語を喋る。毎日学校に行っていれば、英語はそのうち話すようになるだろう。なによりシャイな性格だから心配する必要はないと思っている。
それを先生に伝えると。
「ここはニュージーランドなんだから英語が喋れなくてどうするの? まずは英語を喋らせてください。学校としては言葉のカウンセラーをつけるわ」
という。
「先生、カウンセラーよりも英語強化クラスに入れてもらった方がいいんですが」
と、いうことで、英語強化クラスの先生も交えて話すことに。
すると英語強化クラスの先生は
「あまり喋らないんで、この子に合った教え方が今の時点ではわかりにくいわ。もう少し話ができるようになってからにしましょう」となった。

どうも、自己主張の強いヨーロピアンの生徒ばかりを見ている先生たちにとっては、シャイという性格にはあまり遭遇したことがないようだ。


学校のレベルによって人気のあるなしが出てくる。
それは家の値段にも反映されるので、
実際にニュージーランドの住むことを考えていて、
該当する子供がいる場合には、購入の際に考慮すべき事柄でもある。

学校のレベルというのも指針ではあるが、子供の性格も考慮しないと、合う、合わないが出てくるのであろう。
ニュージーランドの学校を選ぶときの盲点であり、注意点でもあるかもしれない

2006年3月 4日 (土)

もう一つの投資(留学先としてのニュージーランド)

農業国であり、観光国であるニュージーランド。
短期の語学留学でホームスティを体験したり、熟年の方がロングスティ先に選んだりと、日本からの渡航者も年々増えています。
ここ数年はこのような一年以内の短期の滞在以外に、高校や大学の留学先としても人気がでています。

「治安の良さ」と「物価の安さ」がその大きな理由でした。

「でした」つまり、この理由は過去のものです。
治安に関しては、他の国に違わず、悪くなっている部分はありますが、今でもまだ比較的良い方だと言えるのかもしれません。(他の欧米諸国と相対的に比べて)
どこの国にも闇の部分は存在しますので、危険なエリアに行けばリスクは必ず背負います。治安の良し悪しは、その危険なエリアが国のどれくらいのパーセンテージを占めるかだと思います。
ニュージーランドはそのエリアが比較的少ない方ではないでしょうか。

一方、物価に関しては日本円と、ニュージーランドドルということで考えると、ドルが強くなっている今は決して安いとは言えません。

すると、「もうニュージーランドに留学する魅力はないではないか」という結論になるのですが、実はそうではない部分もあるのです。

先ほども言いましたように、治安については他の欧米諸国に比べるとまだまだ良い方です。
人口が少ない分、犯罪率など、パーセンテージで表してしまうと、どうしても高くなります。
人口400万(ニュージーランド)の国で起こる1件と、人口1億1千万の国で起こる1件とでは割合が違いってきますので、1件起これば、一気に犯罪率は上がってしまうのです。
ただ、絶対数は人口が多い国に比べれば、確実に少ないので、それだけ巻き込まれる機会は少ないのです。こういったことから、ニュージーランドは治安が良いといわれているのです。


この治安の良いニュージーランドに最近、気になる学校がでてきました。
それは、欧米の大学にそのまま入学できるカリキュラムを持った高校です。
将来、世界を舞台に仕事をしたいと考える場合、やはり、欧米の大学を出ていると強いという風潮はいまだにあります。そのために、高校からその準備をしている日本人の生徒さんたちがいるのです。
通常、日本の高校からダイレクトにアメリカやヨーロッパの名門校に入れる機会というのは、カリキュラムの違いや語学力などの壁により、かなりのレアケースになっています。
それならば、アメリカやヨーロッパの高校からということもあるのですが、そこでネックになってくるのが治安の良し悪しです。

そこで登場するのがニュージーランドなのです。

治安がよく、英語圏。これで送り出す親の心配と、語学力の面が解決できます。
そして、欧米の名門校への入学を許可されるカリキュラムで授業を進める高校、とくれば、多くの人が興味を持つことは間違いありません。
実は、その高校は今年、1回目の卒業生を出します。
その時点で、この学校の評価がハッキリとでてきますが、生徒の多くが名門校に入学することは間違いないと言われています。
こういった情報にすばやい反応を見せる中国をはじめとするアジアの国からは、すでに新しい入学希望者が多く集まっているそうです。
グローバルな視点を持つ人が増えてきている日本でも、新しい進学先として、話題に上がる日も遠くないかもしれません。
そんな高校に子供を送り、将来の可能性を広げてやることも、一つの投資と言えるのかもしれません。